NOONCALL STUDIO

女の子でした。


2017年05月27日

 

 

女の子が3人

杏子「おねえちゃんは?」

みき「もうすぐ迎えに来ると思うよ」

杏子「今何時?」

みき「16時」

杏子「おねえちゃんは?いつ迎えに来る?」

みき「あとでもう一回電話してあげる。ちょっと待ってね」

杏子「わかった」

 

  

 

みき「杏子ちゃんチアキちゃんあーそーぼー」

 

   杏子とちあきはみきを見る

 

みき「杏子ちゃんチアキちゃんあーそーぼー」

杏子・ちあき「いいよ!!」

   

 

 

杏子「ガチャっ!どうぞ―!靴は脱いでくださいねー」

みき「この靴脱がなきゃいけないの毎回やめない?」

ちあき「ルールだから」

みき「かぁーお前らとの遊びはめんどくさいな」

   

 

 

杏子「今日は何して遊ぶ?」

チアキ「今日は生きてるゲーム」

みき「いいよ。ルール教えて」

チアキ「ルールは簡単。生きてるって実感をより与えた方が勝ち」

杏子「いいよ」

チアキ「今日は「人は5センチの水で死ぬのか」ゲームね」

みき「わかった」
チアキは水の入った桶に顔を突っ込む

みきと杏子は数字を唱える
勢いよく顔を上げるチアキ

チアキ「っはぁはぁ…はぁ。死ぬかと思った。生きてる?」

杏子・みき「生きてる!」

 

   

 

杏子「ちあきちゃん息ができないってどんな感じ?水の中の世界ってどんな感じ?」

チアキ「杏子ちゃんもやってみる?」

杏子「私、水に顔つけられないの」

チアキ「どうして?」

杏子「どうしてだろう。怖いから?」

チアキ「なんで私に聞いたの?」

杏子「怖いから」

チアキ「杏子ちゃんの中にもお水は沢山入ってるんだよ」

杏子「私の身体の中に?」

チアキ「そうだよ。沢山入ってるの。もう大体が水」

杏子「どこにも見えないよ」

チアキ「針で刺したら、どばーっと水がこぼれるよ」

 

 

 

杏子「きゃあーーー怖い怖い!!!みきちゃん助けて!!」

杏子とみきはじゃれ合っている

 

チアキ「みきちゃん」

みき「なーに」

ちあき「杏子ちゃんのこと宜しくね。私が出来ることなんて限られてるから。私そろそろいなくなっちゃうから」

みき「うん」

   

ちあきはゴミ袋を被る

杏子「ちあきちゃんどこ行ったの?」

みき「おうちに帰ったんだよ」

杏子「もう一人で帰るのずるい。今からチアキちゃん捕まえに行ってくる」

みき「わかった」

 

  

 

みき「杏子」

杏子「なに?」

みき「あんたは絶対にいつか幸せになれるからね」

 

   

 

杏子「みきちゃん、大人って楽しい?」

みき「それなりに楽しいよ」

杏子「よかった。私大人になろうか迷ってたから」

みき「安心して。私は元気にやってるから」

杏子「よかった。ちょっと安心した」

みき「もう少しの辛抱だよ」